2013年11月アーカイブ

1. 転院搬送の基本的な考え方
 救急業務は、消防法第2条第9項及び消防法施行令第42条に定義されており、そ
の中に転院搬送についての具体的な定めはないですが、国の見解としては次の要件が
示されています。
   【転院搬送の要件】
    ①  当該医療機関において治療能力を欠き
    ②  かつ他の専門病院に緊急に搬送する必要があり
    ③  他に適当な搬送手段がない場合には
    ④  要請により出場する
    ⑤  医師が同乗すること

 また、出雲市消防本部救急業務実施規程では、
「第 28 条  現に医療機関に収容されている傷病者は当該医療機関から他の医療機関
に搬送(以下「転院搬送」という。)する場合は、当該医療機関からの要請があり、か
つ、搬送医療機関が確保されている場合に行うものとする。

2  前項の転院搬送を行う場合は、当該医療機関の医師を同乗させるものとする。た
だし、医師が同乗による病状管理の必要がないと認め、かつ、搬送に関し適当な処置
を講じた場合に限り、医師を同乗させないことができる。」としております。

2. 転院搬送の要請について
 上記、【転院搬送の要件】にあてはまる場合は、119 番通報により救急要請をお願い
します。

3.医師の同乗について
 119 番通報された際や貴病院・医院において、指令課員、救急隊員から医師等の同
乗や搬送中の患者の医療の継続と容態管理をお願いします。やむを得ぬ事情があり医
師等の同乗ができない場合は、「救急患者引継票」等により、患者状況や処置等の必要
情報を救急隊へ申送りください。記載ができない場合は、口頭により救急隊へ情報提
供のほどよろしくお願いします。合わせて搬送先医療機関も事前に確定していただく
ようお願いします。
  *救急患者引継票は下記よりダウンロードできます。
    救急患者引継票PDFファイル)
 医療機関において医師の管理下にあった患者は、転院搬送においても医療機関側に
患者管理責任があります。医師等の同乗、また、救急隊員への患者情報の提供のほど
よろしくお願いします。